私なりの解釈をまとめておきます。
結論としては、
「子供に愛情を注いでいるなかで、子供が楽しく出来ることなら、いいんじゃないか」
と思っており、私にはできそうになかったということです。
3歳くらいまでに脳は急成長する
脳は、3歳くらいまでに8割ほど発達すると言われており、その時期に急激に成長・吸収するのことは間違いないと思います。
また脳には臨界期(その時期を過ぎると学ぶことが難しくなる年齢)があると言われており、例えば、言語分野で臨界期を過ぎると、母国語にはなり得ないらしいです。
つまり、早期の教育で子供の脳はより発達し、臨界期がある分野もある、と私は認識しています。
これらを聞くと、少しでも早く何かを始めたほうがいいのか、焦ります。
3歳くらいで必要なのは愛情
幼児期に必要なのは、保育者(親)からの愛情だと言われています。
(愛情の内容をはっきり書けませんが…)
これが不足すると、脳は正常には発達せず、大人になったときに社会への適応が難しくなるそうです。
例えば、子供に早期教育を厳しく行い、その能力は身に付いたとしても(身に付かないこともある)、社会で生きていくことが難しくなることもあるということ。
これは脳の発達の画像や自身の経験などから、信憑性は高いと思っています。
不自然な環境
早期教育は、自然な環境とは違います。
例えば、英語教室などに通わせるのは、自然な環境(会話など)で言語を習得するのとは違います。
そのような環境下で、幼児や親が自然に、楽しく過ごせるなら良いが、私にはかなり難しそうに感じました。
支配的な親
早期教育を検討する時点で、教育への熱量は高いもしくは、高くなりがちです。
さらに、
・何をする?
・何種類する?
・子供が嫌がったら?
・成果が見られなかったら?
・周りの子がすごかったら?
無意識のうちに、親の期待を子供に背負わせてしまうような気がします。
ちなみに、これは私の今の子育ての課題にも近い。
子供と過ごす時間が増えてから、自分が支配的な親に傾きつつあると実感しています。
今は、それを抑えるように気をつけています。
情報に変数が多い
早期教育で子供の能力が伸びたという情報には、変数が多い。
・子供の先天的能力(遺伝)
・子供の性格
・親の能力
・親の性格
・教育内容
・教育者(先生)
・家族構成
・世帯収入
これらが違えば、結果に大きく影響するはず。
つまり、早期教育の結果(良いも悪いも)は、色んな条件が絡み合った結果であり、単純に、何歳からとか、その教室が良いということではないと思っている。
楽しそうならいいんじゃないか
問題点を書いていますが、
強制的ではなく、子供が楽しそうなら、早期教育は良いんじゃないかとも思っています。
子供に愛情を注ぎつつも、一緒に楽しく行うことができるなら。
能力自体は伸びそうだと思っています!
私の子供は3歳を過ぎ、早期教育らしきことはしなかったが、それが子供の能力にとって良かったかどうかは、分かりません。
しかし、今ようやく私の課題として、「口出しせず、見守る子育てをしよう」と考えているくらいなので、「あの時しなくて良かった」と思っています。
ただもし、次の子を授かることが出来て、自分に時間とお金があったとしたら、何か1つだけに絞って、早期教育にチャレンジしてみたい…と思う自分もいます。