率直な感想は、親のアグネスさんが凄すぎるということ。
スタンフォード関係なく、ここまで教育を出来るなら、すごい子(良いかどうかは別にして)になるとはずです。
私もこれくらいの気持ちで、自分なりの教育方針(方向性)をまとめたいと思いました。
特に真似したい点
愛情の注ぎ方
ストレートな愛情の注ぎ方に、文化の違いも感じました。
しかしそれくらい、無償の愛というか、「何があっても味方である」ことは伝えていきたいと、改めて思いました。
親子関係は友達ではない
私自身、以前よりも子供に優しくしているせいか、友達のような感覚になることがあります。
でも、やはり違うと思います。
えらいとか正しいとかではなく、目上の人を敬う気持ちは大事にしたいです。
人間性・学力について
「こんな人間になってほしい11の目標」、「勉強に役立つ16の力」が、それぞれ書かれています。
例えば、
前者では、夢が見られる子に、自己肯定ができる子に・・などで、
後者では、頭脳力、読解力、集中力・・・など。
アグネスさんなりに、目指すところを決めて、やるべきことを遂行している点が、すごいと思いました。
どちらも、なかなかできないです。
アグネスさんは、児童心理学を学んだり、教育学の博士を持っている方なので、その知識を活用しているのだと思います。
それと同時に、私に必要なことだと感じました。
気になった点
経済力
少し気になりましたね笑
何気ない行動のなかに、うちでは経済的に無理だよなと思うことも多々ありました。
ある程度の経済力は必要ですよね。
愛情の強さ
過多ではないのか、気になりました。
教育が凄すぎるせいか、親の選択肢の中での自由のようにも感じました。
最後に、立派に成長した息子さんたちが書かれていましたが。
時間管理
仕事や学位を取得しながらも、3人の子供に高度な教育を行う時間管理が想像しづらかったです。
1人の子に対応しているとき、他の2人はどうしているのか?
両親だけで行うのは難しいと思いましたが、実際はどうなのか気になりました。
まとめ
親の覚悟という点で、参考になることが多い本でした。
日本の難関大学とは、また少し違う視点(グローバル?)が含まれています。
私が強く思ったのは、
自分の子にどのように育ってほしいのか、そのために自分は何をするのか(しないのか)をしっかり考え、決めることの必要性です。
私も最終的に、そこをまとめていきます。