【子どもの脳の成長段階で 「そのとき、いちばん大切なこと」】
この本に書かれていた内容に共感できたので、自分なりの解釈をまとめます。
詳細が気になる方は、実際に本を読んでみてください。
子供の「わぁー」には4つの目的がある
・注目行動
・活動や物を獲得するための行動
・回避行動
・感覚的な行動
大きく4つに分けることができ、それによって大人の対応が変わります。
ここでは、
・意識してほしい(良い行動)は「ほめる」
・意識してほしくない(悪い行動)は「無視する」
これによって、該当する行動を強化することができるそうです。
行動と対策
注目行動
周囲の注目を得ようとする行動です。子供はよくやりますね。
・良い注目→ほめる
・悪い注目→無視し、悪い行動がなくなった瞬間に「ほめる」
悪い注目に注意してしまうと、子供は「同じことをすれば注目してくれる」と勘違いしてしまうようです。
子供に負けず、我慢強く「無視」できるかがポイントです。
活動や物を獲得するための行動
ダメと言われることをしたり、おもちゃを欲しがる、などの行動です。
これは「注目行動」と同じように対応します。
子供がおさまるまで無視し、その行動がなくなった瞬間に、ほめます。
回避行動
やりたくないことを回避するために、逃げ出したりする行動です。
この場合は、易しい方法に変えたり、大人が手助けしたり、一度休憩(しかし同じところから再開)することで、対応します。
それができたときには、ほめます。
回避行動を「無視」してしまうと、子供は変わらないので、注意する必要があります。
感覚的な行動
不安などから、無意識のうちにやってしまう行動です。
例えば、鼻をほじったり、何か舐めたりなど。
この場合は、まずは不安などによる行動かどうかを判断することが重要です。
そうであれば、無理にやめさせるのではなく、代替行動を考えたり、環境(行動ではなく)を制限することで対応します。
それができたときには、ほめます。
私の改善(実際には難しい)
実際には、子供の行動は単純に分類できるわけでもないし、その状況(時と場)によって緊急度も違うので、
頭で分かっていても、できるかどうかは、難しいですね。
少なくとも、今すぐ私にできるとは思えません。
なのでまずは、
・4つの行動があること
・良い注目→ほめる
・悪い注目→無視し、悪い行動がなくなった瞬間に「ほめる」
ここを意識して、出来る場面のみ、対応してみようと思います。